【冷え性必見!】寒い日の登山で辛い足先の冷え対策法5つを紹介

【冷え性必見!】寒い日の登山で辛い足先の冷え対策法5つを紹介

今回の記事では寒さが残る春の低山ハイクや残雪のアルプス登山で辛い足先の冷えの対策方法を紹介します。
足先が冷たいとどうすることもなく、せっかくの登山も心から楽しめませんよね。
足先の冷えを解消して、春山や残雪期を存分に楽しむ方法をご紹介します!

この記事を読むと

  • そもそも何で足先が冷えるの?
  • 足先の冷え対策は?

が分かります。

そもそも足先が冷える理由は?

気温が低い雪山で手先・足先などの末端が冷える理由としては、まず血行不足が挙げられます。

寒冷な気温では体は生命維持のために、身体の核部分の温度を維持しようとします。
このため血管が収縮し、末端の手や足への血流が制限されるんです。

末端への血流を制限することで皮膚表面を低温に保ち、身体の熱が逃げるのを抑制してくれます。

さらに寒冷な状況では、体は脳や臓器など核部分の温度を優先的に保つように調整されます。

核部分に血流が集中するため、末端の手や足の温度は低下しやすくなるんです。

血行不足以外に地面の冷えが伝わることや、アイゼンのような金属の装着による冷えも原因です。

5つの対策をして、足先の冷えを改善していきましょう。

足先の冷え対策5つ

足の蒸れ対策をする

足が汗をかいてしまって蒸れた結果、低温下で汗や水蒸気が冷やされて足先が冷えてしまいます。

冷えが気になる季節は、汗をかいて濡れても保温力が落ちにくいウールの靴下を着用するのがおすすめです。

それでも冷えが辛いという方はFinetrackの重ね履き専用靴下を使ってみてください。

撥水加工が施された薄手の生地が、足の汗を上の靴下に素早く吸い上げて拡散してくれます。

足の肌面に汗と水蒸気が残らず、快適です。

足の締め付けに注意

足に締め付けがあると血行が悪くなり、結果として足先が冷えてしまいます。

締め付けの原因としては

  • 靴下の重ね履きしすぎ
  • 靴紐締めすぎ
  • アイゼンのテープ締めすぎ

などが挙げられます。

寒いからと言って靴下を重ね履きしすぎると、締め付けが強くなり血行が悪くなってしまいます。
そのため靴下は厚手の保温性のあるウール素材のものを選んで、できるだけ1枚で履くようにしましょう。

重ねるとしても上記で紹介したFinetrackの靴下のような、薄手の物を使うのがおすすめです。

靴紐とアイゼンのテープは緩くてもダメですが、締めすぎてもダメです。

足が靴の中で滑らない、アイゼンが外れない程度に締める必要はありますが、締めすぎると血行がわるくなってしまいます。

程よい締め方をマスターしましょう。

3つの首を温める

3つの首とは首・手首・足首のことです。
この3カ所は皮下脂肪と筋肉が薄く、大動脈が皮膚のすぐ下を通っている部分になります。
皮膚が薄いがゆえに外の冷気の影響を受けやすいため、ここを冷やすと血液も冷えてしまうんです。

手首・足首はウールの靴下や手袋でしっかり保温してあげて、首はネックウォーマーで温かくしましょう。

気温の変化が激しい春は、umitoyamaの「すおーる」がおすすめです。

首を温めつつ暑くなったら汗が拭けて、UVカット効果もあります。

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体幹を温める

寒さが原因で身体の中心部に血流が集中するのを防ぐために、身体の中心部=体幹を温めてあげましょう。
腹巻を使うと手軽に体幹を温められます。
アウトドアブランドからも吸水速乾性のあるポリエステル素材や、保温性の高いウール素材のものが販売されていますよ。

モンベルのZEO-LINE EXP.サイドジップウエストウォーマーは、サイドジップで着脱しやすいのでおすすめです。

休憩中は足指を動かす

休憩中や立ち止まっている間に、足指を握ったり開いたりして動かしてみましょう。
足先に血が巡るので、じんわりと温かくなってきますよ。

登山靴の中では動かしにくいかもしれませんが、できる範囲で動かしてあげると効果的です。

血行を良くするのがカギです!

足先の冷えはこれで解決!

寒い季節の足先の冷え対策を5つ紹介しました。

手先と違って冷え対策がしにくい印象のある足先ですが、やり方次第で対策可能です。

今回紹介した5つの方法を実践して、ぜひ足先の冷えから開放されてください!

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